FXTF1,000通貨プランでのEAの設定

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FXTF(FXトレードファイナンシャル)の1,000通貨プランでは、EA(エキスパートアドバイザ)の設定をいくつか変えないと効率的に動いてくれないことがあります。ここでは僕が現時点で気付いていることを書き留めてみました。

1,000通貨プランでのEA設定には悩みがいっぱい

この間、FXTF(FXトレードファイナンシャル)のプランを10,000通貨プランから1,000通貨プランに切り替えました。その理由は、スプレッドの幅がずいぶん違うことに気づいたからです。

まず、ドル円(USDJPY)の場合、10,000通貨プランではスプレッドが0.8銭なのに対して1000通貨プランでは0.3銭。1,000通貨プランのほうがスプレッドが圧倒的に狭いのです。

また、ユーロ/豪ドル(EURAUD)の場合、10,000通貨プランではスプレッドが5.0pipsなのに対して、1,000通貨の場合は2.8pipsと大きな開きがあったのです。※いずれも本記事執筆時点。日本時間9:00〜翌日4:00までのスプレッド。FXTF のスプレッド一覧はこちら

実は、ユーロ/豪ドル(EURAUD)で動作するEAを購入したのですが、正直、10,000通貨プランではスプレッドが広すぎてぜんぜん利益を上げることができないとわかったのです。

…いえ、買う前に知っておくべき事柄なのだとは思いますが、こちとらまだまだシステムトレードは始めたばかりの超初心者。まだまだ手さぐりなことがいっぱいです(自動売買を始めるまでの流れはこちらにまとめています)。特に、FXTFでの1,000通貨プランの場合、EAの設定方法に関する情報もほとんど見つからないし、自分で試行錯誤してみるより方法がありません。同じように悩んでいる人が他にもいるはず!と思い、気づいたことを書き留めておきます。

MMの設定には要注意

EAには、「MM(Money Management)」という設定がありますよね。口座の残高に応じて自動で注文するロット数を決めてくれるというありがたい設定が。10,000通貨プランのときと同じ感覚でこの設定をオンにしていたのですが、1,000通貨プランでは、ぜんぜん少ないロット数でしか注文してくれないのです。1回の取引で0.03ロットとか。えーと、1,000通貨プランの場合、0.01ロット=1,000通貨だから、3,000通貨です。そしてこれだと、ポジションを閉じたときの利益が数十円とかにしかなりません。これじゃ何年稼働してもEA代金を回収できないじゃないですか。

そこで、まずはMM設定をオフにして、自分でロット数を決めることにしました。ロット数を0.1ロット=10,000通貨に。これで設定前より利益を出せるようになりましたが、それでも、MMがオンにできないと、今後ロット数を全部自分で決めていかなければなりません。1,000通貨プランでもうまくMMの設定が使えるようにするにはどうしたらいいか…。

試行錯誤して、「Risk」のパラメータを変えるのがいいということに気がつきました。例えば、「White Bear Z USDJPY」というEAの場合、Riskのデフォルト値は1.0ですが、これを10倍の10.0に。バックテストで走らせてみると、1回につき0.3ロット(30,000通貨)で発注してくれるようになりました。

こんな感じで、FXTFの1,000通貨プランの場合、デフォルト設定のまま使っているとうまく利益が出せないケースが多々ありそうです。各EAの設定で、それぞれの設定項目の意味をある程度理解しながら運用する必要がありそうです。

あと、ロット数と取引通貨の本数との関係も、きちんと理解しなきゃな…というのを実感しました。FXTF の場合、10,000通貨プランだと1ロット=100,000通貨、1,000通貨プランだと1ロット=10,000通貨と違っていてややこしいのですが、この記事を書いたことで、やっと感覚的にわかってきた気がします。

以上、FXTFの1,000通貨プランを始めたばかりの人にとって、この記事がお役に立てば幸いです。

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