Mac標準WebブラウザのSafariは、インターフェイスがスッキリしていて美しいのですが、スッキリしすぎていて困ることがあります。アドレスバー(スマート検索フィールド)に表示されるのはドメインだけ、階層(ディレクトリ)がまったく表示されないんですね。この仕様が使っていて不便だと感じたので変えることにしました。
Web制作者には不便な表示
Safariのアドレスバーの仕様は、一般的なWeb利用ではほとんど困らないはずです。ドメインしか表示されないと言っても、完全なURLはアドレスバーをクリックすれば表示できるのですから。
しかし、Web制作に携わっていると、今見ているページがどこのディレクトリなのかを確認したいことがしばしばあり、わざわざクリックすることなく完全なURLを表示できたほうが便利です。
変更は[詳細タブ]から行う
さて、その変更方法ですが、実は特殊なソフトや機能拡張などを使う必要はまったくありません。環境設定を開いて[詳細]タブに切り替えると[Webサイトの完全なアドレスを表示]というチェックボックスがありますから、それをオンにしましょう。たったこれだけです。
このように完全なURLが表示されるようになります。
SafariはWeb制作でも十分使える
僕はこれまで、メインのWebブラウザにGoogle Chromeを使っていたのですが、バージョンアップでデベロッパーツールの仕様が変わり、Web制作業務で使いにくさを感じていました。それで最近はSafariを積極的に使うようになってきたのですが、設定を変えたり機能拡張を入れたりしていけば、MacでのWeb制作業務に十分使えるという手応えを感じています。
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