アウディA3のシガーソケットでMacBook Proを充電

アウディA3 Mac

「車の中でMacBook Proを充電できたら便利だな」と、前々からうっすらと感じていました。とはいえ、どうしても必要なものというわけではないし「あったらいいな」で止まっていました。それが先日、雑誌の企画で車関係の記事を執筆することになり、いい機会だと思い買って試してみることにしました。

購入したのは、ロジテック製のDC・ACインバーター「LPA-CIVT100BK」という製品。シガーソケットから給電して家庭用コンセントを挿して使えるようにする道具です。100Wまでの製品が使えます。

世の中には、30Wとか40WとかのDC・ACインバーターもあるのですが、これだとMacBook ProのACアダプタを繋ぐには電力が少なすぎます。MacBookファミリーの場合、45W/60W/85WのACアダプタがあり、モデルによって必要電力が異なるのですが、まあ100Wあればどれでも困らないということでこれにしました。

LPA-CIVT100BK

実際に試したところ15インチMacBook Proの充電も問題なくでき、なかなか頼もしい存在。ただし、思ったよりファンの音が大きく、それが少し不安になります。道路を走っていてもかき消されないくらいの音量といえば、なんとなく想像していただけるのではないでしょうか。

さて、ここからはアウディA3固有の話。

実は最初、ぼくはより出力の大きい「LPA-CIVT150BK」を買ってしまったのですが、試してみてまったく動きませんでした。ぼくの乗っているアウディA3(スポーツバック・型番GH-8PBSE)の場合、シガーソケットから給電できるのは100Wまでで、それ以上の出力は一切できなかったんです。車の取説に書いてあったのですが、買った後に気づきました(また無駄な出費がふえてしまった…)。それに気づいて、改めて「LPA-CIVT100BK」を購入し直したというわけです。

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あと、シガーソケット部分、インバーターを差し込んでも奥まで入りきりません。どうやら欧州車というのはシガーソケットが浅い傾向があるみたいですね。使うことはできるのですが、少し動かすと接点がずれて給電が止まったりします。このあたりも気になる部分です。

と、気になる部分はあるのですが、これでとりあえず出先でもMacBook Proの充電ができるようになり満足。長距離ドライブとかしてみたいなあ、と思っている今日この頃です。

そして最後に。シガーソケットからの給電のほか、ドライブ中のSiriの使いこなしやFMトランスミッタ選びのコツなど、アップル製品+カーライフを扱った特集をMac Fan 2015年7月号に掲載しています。この特集では、飛行機の旅や電車の旅、さらに高速バスなど、さまざまな乗り物でのアップル製品活用を徹底的に解説していますので、ご興味のある方はぜひごらんください。

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