多関節iPadスタンドを買ってソファでの動画視聴が超快適に

Digital Life

ソファやベッドでiPadをもっと快適に使いたい!と思い、多関節iPadスタンドを買いました。この記事では、その製品を選んだ理由や実際の使い心地をお話しします。

2台目のiPadスタンドをお迎え

3年前、最初のiPadスタンドを買いました。ポール部分が伸び縮みして高さを変えられるもので、ソファに座りながらiPadの画面を手放しで眺めたい!という理由で購入しました。

そのスタンドも良かったのですが、使っているうちにもう少し背の高いスタンドが欲しくなってきました。その製品は最大62cmまで高さを伸ばせたのですが、ソファに座った時の目線と同じくらいの高さにしたいと思うと、床から90cmくらい必要になります。

当時は、価格と性能のバランスの中でその製品が一番理想に近かったのですが、今回改めて調べてみると、新しい選択肢がいくつか見つかりました。そして、その中で一目で気に入ったのが、Munydayというブランドの多関節スタンドです。高さやデザイン、そして価格のバランスが僕の理想に近かったので、2台目のスタンドを新調することにしました。

多関節iPadスタンドを使うメリット

製品の使い勝手を紹介する前に、「そもそも多関節iPadスタンドを使うメリット」について、簡単にお伝えしておきたいと思います。最大のメリットは、やっぱりソファやベッドでのiPad視聴が快適になることです。例えば、90分の映画を観るのに、ずっとiPadを持っているのは疲れますよね? そんな時、多関節スタンドならiPadを好きな位置にホールドしてくれるので、手が疲れません。テレビを見るのと同じように、視聴中も姿勢を自由に姿勢を変えることができて、リラックスして映画に没頭できるのです。

それに、iPadとゲームコントローラを組み合わせてゲームを楽しむ時にも、このスタンドが大活躍します。好きな高さ・角度でiPadを固定できるので、うつむいた姿勢でゲームをし続けなくて済みます。長時間プレイしていても肩こりしにくいというわけです。

さらに多関節スタンドは、Web会議やビデオ通話にも重宝します。普通のスタンドだと、机の上にiPadを立てかける形になって、画面を見下ろすような角度になってしまいます。でも、多関節スタンドなら、画面の位置を目線の高さに合わせて調整できるので、自然な画角で通話できます。正面から顔が映ったほうが印象も良くなりますから、ビデオ通話では頼れる相棒になります。

この製品なら、ソファで視線の高さにiPadを固定できます。手でiPadを支えなくてもいいので疲れ知らずです。
僕はよくiPadでゲームをします。iPadを手で持って俯いた姿勢でやると肩こりがひどくなるのですが、これならその心配もありません。
ビデオ通話でも頼りになります。iPadはデスクトップPCと違って、ケーブルの取り回しを気にせずどこでも通話できるのが魅力です。

iPadスタンド選びの気になるポイントをチェック

それではいよいよ本題、僕が購入したMunydayの多関節iPadスタンドについて、いくつかのチェックポイントに分けて細かくレビューしていきます。

1つ目のポイントは、高さの調整範囲が非常に広いことです。このスタンドは、2本のアルミ合金パイプの支柱を連結できるようになっていて、1本だけだと42cmから120cmの範囲で、2本つなげると82cmから160cmまで高さを調節できます(実測値)。さらに、4つの関節を曲げたり伸ばしたりすることで、自分の好きな高さに細かく調節できるのです。

僕は基本的に1本の支柱だけで使っていますが、支柱を2本連結すると最大で164cmになり、立ったときの目線の高さくらいになります。例えば、フィットネス機器を使いながらiPadを見たい時などにも役立つんじゃないでしょうか。

支柱1本だとこの範囲で高さ調整が可能です(床面からホルダー中心部まで実際に測った実測値です)。
支柱2本だとこの範囲で高さ調整が可能です(床面からホルダー中心部まで実際に測った実測値です)。

2つ目のポイントは、iPadの向きも柔軟に変えられることです。4つの関節があることで、画面が下向きになるようにiPadを固定することも可能です。つまり、iPadをソファに座って見るだけでなく、ベッドに寝そべりながら仰向けで見ることだってできるというわけです。ほんとに無気力な時、寝た姿勢のままでぼーっと映画を見たい時ってありませんか? やってみると案外いいですよ?

iPadを真下に向けることもできます。ホルダーがしっかりと挟んでくれるので落ちる心配もありません。

3つ目のポイントとして、スタンドの安定性についても触れたいと思います。特に仰向けでiPadを使う時、もし倒れてきたらと考えると少し心配になりますよね。その点、このスタンドはかなり安心感があります。底板には鉄板が使われていて、結構な重さがあるため、ほとんどの位置や角度なら安定して維持してくれます。もちろん、重心が大きくずれるような位置で固定しようとすると倒れてしまいますが、実際は安定する位置をすぐに見つけられます。今のところ、僕は安定性に関して、特に不安を感じることがありません。床板を重くし過ぎると持ち運びやすさが損なわれるので、この製品の安定性と持ち運びやすさのバランスがちょうどいいと感じています。

これくらい不安定な状態でも、なんとか自立してくれます。これ以上重心がずれると倒れてしまいますが、そこまで不安定な使い方をしたい状況はまずないでしょう。

4つ目。デザインや素材感も、このスタンドを選んだ大きなポイントです。僕はブラックのモデルを購入したのですが、艶消しのアルミパーツは高級感があり、全体的にチープさを感じさせない点が満足しています。iPadを挟むホルダー部分はプラスチック製ですが、こちらもマットな仕上げで統一感があります。特に我が家ではインテリア小物を黒で統一しているので、このスタンドはその調和を崩すことなく、室内にうまく溶け込んでくれます。

使わない時は壁際に置いています。我が家の小物は黒で統一されているので、うまく溶け込んでいます。

最後に5つ目のポイントとして、対応デバイスが幅広いことも伝えておきたいと思います。Amazonの説明文を見ると4インチから12.9インチのタブレットに対応すると記載されています。僕が持っているのは11インチのiPad Proですが、もちろんしっかりホールドしてくれます。

僕は13インチのiPadを持っていないため試せませんが、ホルダーを一番広げると26cmまで開くので、13インチのiPad Proでも問題なく収まりそうです。iPadファミリーで一番小さいiPad miniから一番大きい13インチiPad Air/Proまで、すべてのiPadで使えるでしょう。ちなみに、最低4インチからなので、iPadだけでなくiPhoneも固定できます。

iPadだけでなく、iPhoneも固定できます(写真はiPhone 14 Pro)。

ネガティブポイントはある?

いつくか製品の評価ポイントを紹介してきましたが、逆に欠点となると、正直なところほとんど感じていません。強いて言えば、支柱が連結式ではなく三脚のように伸縮する仕組みだったらもっと便利かな?と思うこともあります。ただ、僕の使い方では支柱を連結するほど高さが必要になる場面はないので、この仕様でも十分に満足しています。

また、このスタンドのコストパフォーマンスにも満足しています。現在Amazonで2,685円と、手頃な価格で手に入ります。僕のように、動画視聴やリラックスした姿勢でiPadを楽しみたいということなら、コスパにはかなり満足できるのではないでしょうか。なお、Amazonには同じ価格帯で似たようなデザインや仕様の製品が複数並んでいますが、基本的には大きな違いはないと考えて良さそうです。

iPadで映画やテレビ番組、YouTubeなどの動画コンテンツを観ることが多い人には、ぜひおすすめしたい一品です。

タイトルとURLをコピーしました