SEO強化のための関連キーワードを探すコツ

検索からのアクセスを呼び込みたいときは、記事タイトルだけでなく、文中の見出しや本文にうまくキーワードを盛り込むことが重要。自分が話したいテーマ=メインキーワードに対して、ユーザが組み合わせて検索するであろう関連するキーワードをうまく盛り込むことが肝心です。では、その関連キーワードはどうやって選定するのか。コツを探ってみました。
訪問者の検索キーワードを推測する
そもそも、僕が関連キーワードの探し方について調べた理由は、仕事でランディングページを作ることになったから。でも、ランディングページに限らず、ブログでもほかのWeb記事でも、関連キーワードという考え方は重要ですよね。
Webの記事は、まず1つメインとなる検索キーワードを想定します。例えば「注文住宅」とか。そのメインのキーワードは、ページタイトルやh1タグなどにしっかり入れるとして、記事内の見出しや本文には、いい感じでメインキーワードと関連の深いキーワードをしっかり盛り込んでいきます。
「注文住宅」がメインだったら、関連キーワードは「選び方」「相場」「間取り」「失敗」などなど。こうしたキーワードをページ内にしっかり入れて、複数のキーワードで検索した人にたどり着いてもらおうというのが関連キーワードの考え方です。
その辺のノウハウはいくつも専門書が出ていますが、ここでは書籍でみっちり勉強するほどでもないという人に向けて、便利なサイトを紹介します。
候補を提示してくれるWebサービスを活用
さて本題。では、そうした関連キーワードを探すにはどうしたらいいのか、僕が実践している方法を書き留めておきます。
1.Googleサジェストに聞く
もっともお手軽な方法。検索窓にメインキーワードを入れると、Google先生がよくある関連キーワードをサジェストしてくれます。数は少ないですが、ここに出てくるキーワードは実際に組み合わせて検索している人が多いということなので、なるべく重視するようにします。
2.Google adwordsのキーワードプランナーを使う
Adwordsに広告を出している人もそうでない人も、SEO対策をしたいならGoogle Adwordsのアカウントは持っておいたほうがいいです。アカウント作成だけなら、無料で誰でもできますし。
そのGoogle Adwordsで関連キーワードを探すときに使うのが、「キーワードプランナー」という機能です。この機能が便利なのは、キーワードごとの「月間平均検索ボリューム」という数値が表示されること。そのキーワードでどれだけ検索されているかの指標になります。キーワードプランナーの使い方については少々面倒なのでまた別の機会に。まずは試してみてください。
3.関連キーワード取得ツール(仮名・β版)を使う
「関連キーワード取得ツール(仮名・β版)」というWebサイトでは、Googleサジェスト、Yahoo!関連語API、教えて!goo、Yahoo!知恵袋から関連キーワードを一括取得して表示してくれます。膨大な量のキーワードをピックアップしてくれるのが特徴。Google Adwordsよりもずっと多くのキーワードを見つけることができます。ただし、検索ボリューム(どれくらい検索されているか)といった数値は表示されません。
なお、似たようなサイトは他にもあるのですが、このサイトが一番シンプルで使いやすいな、と思いました。
現状、僕が主に使っているのはこの3つ。キーワード検討のためのサービスはほかにもありますが、有料だったり、登録が必要なわりに思ったほど役に立たなかったり、いいものはなかなか見つけにくい状態です。しばらく経って探し方が変わるかもしれませんが、今はこれで十分だと思っています。
もちろん、自分が書こうと思っている内容と関係のないキーワードも候補に上がってきますので、記事内に含めるかどうかの取捨選択も重要になってきます。仮に「注文住宅 相場」というキーワードで作ったページがヒットするようになったとしても、相場についてほとんど触れられていないようなページだと訪れた人は不満を持ってしまいますから。